築39年の木造2階建て。大きくて立派な佇まいのお住まいは、約40年前、ご主人のお父様の代に新築されたそうです。
今回、南面に新たに水まわりをもってきて、そちらがメインの生活空間となるようにリフォームを行われました。既存の和の雰囲気を活かしたゾーンリフォームで、昔ながらの愛着がある建築材料を残す部分・新しくする部分を丁寧に決めて進めました。広いお住まいなので、リフォーム部分以外でご自宅に住みながらの工事です。新しく生まれ変わったお住まいは、広々としていながらも暖かく、明るい空間となりました。既存のものと新しくなった部分が融合し、ご家族の新たな暮らしが始まっています。
リフォームのポイント
①【日中も明るいリビング・ダイニングにしたい】
南面から陽光が奥まで通り抜ける、そんな明るいリビング・ダイニング空間に生まれ変わりました。鴨居の上部を壁から欄間に変えたり、壁や床材の色味を明るくしたり、すりガラスの建具に新調したり。窓の配置を変えたこともありますが、少しづつの積み重ねによる効果の大きさも感じられます。
②【普段の居住スペースは暖かくしたい】
以前のお座敷空間は天井も高く、寒かったそうです。今回リフォームする範囲の床下・壁・天井をぐるっと囲い込むように断熱改修を行い、冬場も暖かく快適に過ごせるよう断熱改修を行いました。天井の高さも以前より低くしています。
③【和の雰囲気を残したい】
内装を新しくするにあたって、既存の材料を残しつつ新たなテイストと馴染むようなプランを考えていきました。鴨居や柱など、既存のものが見えるように残していて、これまでと変わらずご家族の新しい暮らしを見守ってくれているかのようですね。
④【オーダーメイドの建具や障子】
建具や障子のデザインは、お施主様が吟味されたもののひとつ。縁側の方から、リビング・ダイニングキッチンまで陽光が届くよう、採光も確保できる素材やデザインになっています。格子木が組み込まれた襖は、既存のまま活用し、襖紙を張り替えて新たな装いになっています。
⑤【落ち着きのある外観】
屋根は、赤系から落ち着きのあるブラウン系に色を変えて塗装しました。建物全体が、さらに重厚感を増し、落ち着いた雰囲気に生まれ変わりました。玄関ドアも和調の引き戸に変えています。外壁を張り替えた部分は、今回リフォームを行った1階の一部ですが、既存部分と比べて目立つこともなく、しっくり馴染んだ仕上がりになっています。
▼動画で完成室内の様子をご覧いただけます!
お施主様へお伺いしました
【今回のリフォームを考え始めたきっかけを教えてください】
築40年を目前に頻繁に修理が必要になってきたため。
【北洲リフォームにご依頼いただいた決め手を教えてください】
間取りやレイアウトのデザイン力の高さが魅力的だった。
【今回のリフォームで吟味された内容を教えてください】
室内の明るさと断熱を重視した。
【リフォーム中の思い出エピソードをお聴かせください】
・水まわりのレイアウトの打ち合わせを何度も繰り返して頂いた。
・エアコンの取り付け、位置変更など素早い対応。
・床の段差の数ミリ単位で調整する職人さんの腕の良さ。
【完成して住んでみてのご感想や、これから愉しみだなということを教えてください】
冬季の暖かい生活が待ち遠しい。
【これからリフォームを考える方へのアドバイスをお願いします】
・家具を置いたイメージのレイアウト・コンセントの位置を決める。
・床の仕様、設備の性能など納得できるまで調べる。
リフォームご相談の受付は、ご希望日時をご入力の上、下記のフォームからお知らせください。(ご相談はもちろん無料です。)
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