建築当時、地元産の材料に拘った築40年以上の伝統建築の一部を、ゾーンリノベーションされた実例です。床の間のある12帖半の茶の間と、12帖半の台所を明るく暖かなLDKに。そして、北側にあった、広いタイル浴室や洗面トイレ空間が暖かく、使いやすく生まれ変わりました。
リフォームのポイント
①【畳に座る→椅子の暮らしへ】
以前の広い茶の間は、床が畳だったので、座ったり立ったりすることが大変になってきたと感じられていたお施主様。椅子の暮らしへの切り替えと、明るく暖かなお部屋にしたいという想いをお持ちでした。対面キッチンのあるLDK一体型の空間にされたいというご希望を叶えるため、既存の趣を生かしながら暮らしが生まれ変わるプランを検討していきました。
②【ご夫婦の“好き”がこめられた空間】
木を使ったモノづくりと骨董品集めが趣味であるご主人が、ひとつひとつ丁寧に造作されたコラボレーションがたくさんあります。風情ある旅館のように、たっぷり収納できる洗面室の棚。仕舞うものが想定されたフィット感が、整然としていながらも温かみと調和して空間に馴染んでいます。素敵なリビングテーブルもご主人が制作された逸品。現しの筋交い隣の木板、腰壁の木のパネリング材、洗面台のカウンター材も、ご主人が準備されたこだわりの材料を使用しています。また、奥様のご趣味である手芸作品や、旅先で出会われた骨董品がこれから飾られていくことで、益々愛着が深まっていきますね。
③【居心地の良い暖かいエリアに】
お住まいのお悩みごとは、「寒い・暗い・使いにくい」という部分でした。今回は、広いお住まいの一部をゾーン断熱して、普段使いの『LDKと水まわり』エリアを暖かな空間にすることで、明るく開放的なLDKを実現。これからは、リビングから見える手入れのいき届いたお庭を、ご夫婦お二人で四季の移ろいを感じながら愉しめる空間となりました。
お施主様へお伺いしました
【今回のリフォームを考え始めたきっかけを教えてください】
築40年を過ぎて、水まわりも古くなってきていました。さらに退職後、家での時間が長くなり、明るく暖かい快適な空間で過ごしたいと思ったのがきっかけです。
【北洲リフォームにご依頼いただいた決め手を教えてください】
いくつかの会社の話を聞き、検討しましたが、『断熱性能に一番期待が持てたこと』、『使用している物やデザインに安心感が持てたこと』です。
また、担当の営業さんが、こちらの質問にいつも丁寧に答え、適格なアドバイスを下さって信頼が持てたことも決め手になりました。
【今回のリフォームで吟味された内容を教えてください】
・とても寒い地域なので(今年の冬も-16℃という日がありました!)、とにかく暖かい空間に。
・茶の間・台所という古い間取りを、明るいLDKに。
・部屋の一部に、できれば自前の材料を使ってもらいたい。
【リフォーム中の思い出エピソードをお聴かせください】
いつも私たちに寄りそって、なんとかして希望や思いを実現できるようにと最大限努力をして下さいました。難しい要望にも明るく前向きに対応して下さり、私たちを一番に考えて下さっているということが感じられ、ありがたかったです。
【完成して住んでみてのご感想や、これから愉しみだなということを教えてください】
明るく 暖かく 快適です!
朝起きて、リビングに行くのが楽しみになりました。新しくなったお風呂やキッチンも使いやすく、満足しています。明るいキッチンは本当に気持ちがいいです。
【これからリフォームを考える方へのアドバイスをお願いします】
自分がしたいリフォームとマッチした会社選びをすること。
不安なことや疑問に思ったことはそのままにせず、相談してアドバイスをもらうことが大切だと思います。