築22年。ずっとお住まいになられているマンション。冬の寒さや、結露による窓まわりの傷み、床の経年劣化がお悩みだったお施主様。キッチンや浴室もそろそろリフレッシュしたいというタイミングだったため、リノベーションを行われました。断熱改修や配管など、普段見えない部分を整え、快適な時間を過ごせる住まいのベースづくりを行った上で、新しいお住まいへと生まれ変わりました。
リフォームのポイント
①【LDKの新たな空間動線づくり】
72㎡の広いお住まい。元々は「和室」・「リビングダイニング」・「壁付けキッチン」の3部屋だった部分を、ひとつながりの大空間LDKに変更しました。生まれ変わったLDKは、南側一面の大きな窓から陽の光がたっぷりと入る爽やかな空間になりました。さらにそこから水まわりや主寝室へとつながる動線も新たにつくりました。LDKとつながる動線が3つもあり、必要に応じて使い分けできるところが、とても魅力的ですね。
②【ご趣味を愉しむインテリアコーディネート】
ご主人のご趣味であるギターがよく似合う、モダンで落ち着いたインテリアですね。
奥様は上質なティーカップや作家さんが作られた食器をご趣味でお集めになられているので、ダイニングの壁には素敵にディスプレイすることができる棚を設けました。ウィリアムモリスのアクセントクロスが空間に上質さをプラスしてくれています。
対面キッチンのカウンターからL字につながる広いカウンターで、お気に入りの器を眺めながら世界のお茶を味わう時間は至福のひとときになりますね。
LDKの中心にある壁に作られたニッチも素敵です。テレビボードと両脇の収納もスペースに合わせて造作しているので空間に馴染んでいます。
③【充実の収納スペース】
特にマンションではお悩み事として多い収納不足。こちらのお住まいでは、ウォークスルー型のクロークや、玄関まわりの収納の取り方、ちょっとしたスペースも収納として作られているので、ヒントが盛りだくさんです。
▼動画で、お住まいの一部をご覧いただけます♪
お施主様へお伺いしました
【今回のリフォームを考え始めたきっかけを教えてください】
新築で購入して以来20年以上経ち、あちこち傷んでいました。窓は結露が多く壁紙のたわみやカビが多く発生しており、冬場の寒さを感じていました。床は表面の剥がれやギシギシ鳴る箇所が増えていました。また台所や風呂場の水まわりも耐用年数を超えて限界を迎えていました。
【当社にご依頼いただいた決め手を教えてください】
床材です。アレルギーがある家族がいたため、接着剤を使わない床材を探していました。今回採用した床材に出会ったのが、リフォームフェアの北洲さんのブースで、そのときに出会ったのが全体を通じてご担当いただいた営業の方でした。今回はコロナ禍もあり、長い期間をかけて信頼関係を構築できたことが良かったですね。
【北洲リフォームをどこでお知りになりましたか?】
同じマンションで、別のお部屋の方がリフォームした際の施工会社が北洲リフォームでした。そこで戸建てだけではなく、リフォームも手がけられていることを知りました。
【今回のリフォームで吟味された内容を教えてください】
やっぱり床材です。きっちり施工していただいて大変満足しています。キッチン・お風呂もいろいろ見比べてホーローを選択しました。壁紙とロールスクリーンも細かい希望をいろいろ聞いていただき、満足のいくものが選択できました。
【リフォーム中の思い出エピソードをお聴かせください】
動線の見直しや玄関まわりの収納など細かくご提案いただいて、以前に比べて使い勝手が大きく向上しました。工事の方々は、工具の片付け方を見ただけでもきっちりした仕事をされている姿が想像できました。特に壁紙は本当にキレイな仕上がりで驚きました。
【完成して住んでみてのご感想や、これから愉しみだなということを教えてください】
ヘレンドなどのマグカップや、宮城や京都の作家さんが作陶した食器を集めるのが好きで集めていましたが、ずっと箱に入ったままになっていました。今回のリフォームで、インテリアとしてそれらを並べるスペースを壁に作っていただいたので、季節や気分によっていろいろ並べてみるのが楽しみです。
【これからリフォームを考える方へのアドバイスをお願いします】
今回の経験で、リフォームは、ただの買い物ではなく、施主と施工会社と一緒に作り上げるプロジェクトだと実感しました。スタッフの方々とどれだけ完成形をイメージして最終図面を決められるかも重要と思います。イメージが不十分だと、施工段階での変更につながって期間や費用もかさむことになってしまいます。幸い私たちは、十分納得できるまで打ち合わせをさせていただいて、施工段階での変更は(北洲さんからのご提案分以外は)無しで済みました。施主側もある程度勉強が必要であることを実感しました。経験者のセミナーがあったり、気軽に(専門的すぎない)学べる機会があれば活用することをお薦めします。最終図面をどれだけ作りこめるかが成功のカギのように思います。
こちらのお住まいの工事中の様子をご覧いただけます!
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