ご主人のご実家に同居することになり、2階を若いご家族が暮らしやすく、奥様の“好き”がたくさん詰まった空間になるようリフォームを行いました。住みながらの2世帯リフォームのご紹介です。
リフォームのポイント
①『2階ホールをダイニング・キッチンに』
以前は2階ホールとして、ミニキッチンと洗面台があった広い空間でした。その場所を、ご家族が集まれるダイニング・キッチンとして使えるようにリフォームしました。もともとミニキッチンが置かれていた場所には、新たな白いキッチンを設置。以前のように北側の壁面に設置し、窓の大きさや位置は変更していないのですが、2階の利点で光が差込み、明るくオープンな空間に生まれ変わりました。
キッチンのすぐ近くには、お気に入りのデスクを置いて奥様が書き物や趣味を愉しめるスペースを設けています。アーチ状の下がり壁がやわらかく空間を仕切り、素敵な空間を演出。奥様スペースの横には可動棚の壁面収納をつくり、収納力もバッチリです。
②『洗面スペースまわりの間取り変更』
もともと洗面化粧台は2階ホールにありましたが、以前の納戸の場所を利用し、独立した洗面スペースをつくりました。また、ホール側から出入りしていたトイレは、洗面スペース側から出入りできるように入り口を変更。洗濯は1階で共用しているので、物干しスペースがあれば・・・というご希望を叶えるため、洗面スペースの更に奥に洗濯物干しコーナーをつくりました。干している時に、スクリーンを下げて目隠しができるのもうれしいポイントです。配管スペースがあるため、あえてステップとして段差を付けたことで、物干し竿にも手が届きやすいようになっています。
③『階段とつながる2階ホールの寒さを解消』
以前は階段を上がった2階ホールの寒さが気になっていたお施主様。2階ダイニング・キッチン部分と階段室を仕切るように、建具と壁を新たに取り付けました。その時のポイントは、採光です。階段室側が暗くならないように、またデザイン的にも奥様がお探しになった磨りガラスを壁面に採用したり、工夫をしています。
お施主様へお伺いしました
【今回のリフォームを考え始めたきっかけを教えてください】
親世帯との同居をきっかけに、2階を独立空間にするためにリフォームを計画しました。
【当社にご依頼いただいた決め手を教えてください】
自分のイメージに合った提案と使う材料などがとても気に入ったこと。
営業担当の米森さんの、細やかで柔軟な対応への信頼感。この二つが決め手となりました。
【今回のリフォームのこだわりの内容を教えてください】
・2階の中心に位置するホールを、ダイニングキッチンにしたので、家族皆が楽しく過ごせる空間にできるようにしました。
・主婦のメインの居場所であるキッチンをより快適にするため、デスクコーナーを設けるなど、なるべく1ヶ所で家事ができるようにしました。
・北側で窓が小さいので明るく見える様に、白のキッチンやアクセントクロスにこだわりました。
【リフォーム中の思い出エピソードをお聴かせください】
・営業、建設、職人さん、どの方も、とても礼儀正しく、細やかな気づかいをして下さり、住みながらのリフォームでしたが、とても快適に過ごすことができました。
・事前の説明や変更時の対応もわかりやすく、丁寧に対応して下ったのもとても良かったです。
・営業の米森さんと、リフォームのあれこれ、おうちの案をお話しするのが楽しかったです。
【これからリフォームを考える方へのアドバイスをお願いします】
リフォームは元々あるものを生かしながらの変更なので、新築よりも難しい部分があると思います。
なのでこちらの希望を汲んで、かつプロの視点でのアドバイスをくれたのがとても良かったです。
あとは、やはり自分のイメージと合っているかどうかも大事だと思います。