約64坪・築44年の大きな住まい。ご主人のお父様が建てたこのご実家で、3人のお子さんものびのびと成長し、巣立っていきました。今はご夫婦2人の住処となっています。「もっと暖かく、快適に。家族の顔がみえる住まいにしたい」と、リフォームを決意したSさん。冬の寒さ厳しい盛岡市で、以前は暖房を付けても冷えに悩んでいましたが、今では家中どこにいても暖か。さらにお互いの顔が見えるよう仕切りを減らし、明るい陽射しが部屋の奥まで届く開放的な住まいへと生まれ変わりました。ここに暮らすご夫妻はもちろん、帰省されるお孫さん連れのお子様達も快適に過せる憩いの空間になったそうです。
【リフォームのきっかけは?】
寒さと寂しさ感じる住まいをあたたかな空間にしたい!
「前の家は(吹抜けもあって)とにかく寒かったんです。暖かい家に住みたいと考えて新築かリフォームかを比較しましたが、やはり実家への愛着とこの場を離れたくないという想いがあったのでリフォームに絞って検討することにしました。また、間取りの点では、キッチンが個室で奥の壁に向いていたことが気になっていました。
炊事の際は妻が背中を向けていたので家族ともあまり会話ができなかったんです。
【ご依頼の決め手は】
納得の断熱性能と支店長の心強い言葉で即決
「新築も検討していた時に北洲のモデルハウスをみて、『暖かな家作り』をしている印象を強く感じました。そののち、たまたま盛岡支店に立ち寄ったのですが、リフォーム部門の盛岡支店の責任者(支店長)である伊藤さんが対応してくれたんです。その際に「施工までしっかり私が管理します」と力強い言葉をかけていただき、即決しました」
【北洲へ伝えた要望は?】
快適に暮らすために3つのポイントを希望
「まず1つめは暖かい家にしてほしいということ、2つめは、対面式キッチンにして、リビング・ダイニングにいる家族と顔を合わせて会話が出来る開放的な空間に、3つめは完全な個室であった和室を広々とした洋室にしてほしいという、3つです。将来的にはその洋室にベッドを置いて一階で生活を完結できるようにしたいと考え、直接行けるトイレを新設していただきました」
【工事中のエピソード】
寂しさの中に生まれ変わる楽しみを実感
「基本的には2階に住みながらの工事で、1ヶ月ほど家を空けなくてはならなかった時期も近くに住んでいたので現場をよく見にいきました。大工さん達の人柄が大変良く、質問すると的確に答えていただき安心してお任せできました。何十年も住んだ家が変わっていく寂しさと同時に、暖かな家に生まれ変わる楽しみの双方を感じられる貴重な体験ができました」
【完成した住まいの感想は?】
住まい方を考えるきっかけに
「このリフォームが“住まい方”というものを考えるきっかけになりました」というご主人。奥様も「昔は応接間も必須で個室を多く作りましたが時代やライフスタイルの変化に応じて住まいも合わせていく大切さを痛感しました。以前は来客時もキッチンにいけば背中を向けていたので失礼だなと気が引けていましたが、今はお客様や孫達が来ても、水仕事をしながら会話を楽しむことができ嬉しいですね」
お子様やお孫さん達も大喜び
「東京に住む娘も帰省した際に「孫が暖かい家で楽しく過ごせるようになった」と喜んでいます。また、県内に賃貸マンションで暮らしている息子家族には赤ちゃんがいて、遊びに来た際に元気にハイハイをするのも安心です。暖かくて広々した今の家を気に入っているようです」
【リフォーム検討の方へのアドバイス】
「100%を期待していると、1%でも何かあれば残念な気持ちになるので「80%で良い」という心構えで臨むとよいと思います。また何より大切なのは、コミュニケーションです。営業の方はもちろん、たまには現場に来て、現場管理担当者や大工さん達と積極的に言葉を交わすことで深いところまで理解し合えて、満足の仕上がりに繋がると思います」